いじられキャラになりてぇ

どうもshigoroxです。

あー、来世ではいじられきゃらになりてぇ……なんて思い始めました。

いじられキャラって”お得”だと思いませんか? 

だって誰にでも気軽に話しかけてもらえるし、自分のキャラをオチに使うことで簡単にお話にオチを付けられるし、いいことずくめです。

もちろん、shigoroxこと俺はいじられキャラではありません。真面目系クズを絵にかいたような棒人間です。「下手に触れると、かみつくぞ!」というようなオーラの持ち主です。いや、「僕のことを見ないでください……僕にかまわないでください……」って感じかな。当然、どんなところでも浮きっぱなしです。

ゆえに交際関係が異様に少ない。いや、見栄を張らないでいうならば、親族以外との交流はほぼゼロです。数少ない知り合いとの交流はコロナの業火に飲まれて灰と化しました。

そんな俺ですが、昔はいじられキャラだったんです。中学校の頃は、変人という強烈な個性があったんです。友達もいたよ。内気なシャイボーイの割には楽しい学生生活を歩めていました。

話がそれてしまいましたが、どうやったら”お得”ないじられキャラになれるのでしょうか。ネットの海で答えを探してみました。

seikatsu-hyakka.co

m

 

リアクションが大きい、声が大きい、表情が豊か、友達が多い……うーん、全部俺と真逆なんだよなぁ。現在の俺はいじられないキャラですね、完全に。

自分の性格ってどうすれば直せるのでしょうか。一説によると、小さいころに決まった性格というのは大人になってからも大体変わることがないのだとか。大きな石をどけたらわらわらでてくる虫見たいなマインドで生きている俺ですから、ずっと日陰者として生きるしかないのでしょうか。それは嫌だな。

まずは声を変えてみることからかな。自分、ぼそぼそしゃべるたちなので、声で「触れるな」オーラを作っているのかもしれないです。

それができたら、笑顔。いつもニコニコで行きましょう。

あー、あんまりできる気がしない。ボイトレでもしようかしら。

ちなみにですが、いじられキャラであることに悩んでいるという意見もちらほら聞きます。俺がいじられキャラになりたいと思っているのは「隣の芝は青く見える」現象なのでしょうか。

思い返してみると、中学生3年生になってからいじられるのあんま好きじゃなくなって、リアクション薄めに対応するようにしてました。あの経験が俺の今の棒人間感を醸成したのかも。

仕事が遅くまであるのでネットの記事の記事を書いているわけですが、もうちょっと質のいい記事を書きたいですね……精進します。

早起きできない原因を探ってみる

どうもshirogoxです。

今日、目が覚めてみたら8時でビックリしました。本当は7時ごろに起きて家事をやる予定だったのに!

最近早起きが本当にできなくなってしまいました。在宅勤務が多くなり、遅く起きても勤務時間に間に合うようになったというのもその理由の一つかもしれませんが、それを加味してもひどい有様です。

このままだと、遅刻常習犯になってしまう……! そう思った俺は、なぜ早起きできないのか調べてみるのでした。

www.irisplaza.co.jp

「早起き できない 原因」でググってみて真っ先に出てきたのが、これ。今日は疲れているし、もうこの記事をまとめる記事にしようかなと思ってしまいました。

冒頭に年齢ごとの適切な睡眠時間に関してまとめられている表があります。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf

年齢が上昇すると必要な睡眠時間は減少していく……というのは異様に早起きなおじいちゃんおばあちゃんの存在をしっている俺からしてみれば驚くに値しないデータなのですが、このデータのもととなっている資料、「健康づくりのための睡眠指針 2014」が割と面白そうな資料だったので読んでみます。

この資料は睡眠12箇条という流行らなさそうな(そして2021年現在全然流行ってない)指針を提唱するもので、最初にインパクト絶大な12箇条のご誓文が掲載された後、各項目について、科学的な根拠をもとに開設するという構成になっています。

 睡眠 12 箇条

1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

韻を踏んでそうで絶妙に踏んでいないこの感じ……作った人は途中であきらめてしまったのでしょうか。なぜ12個なんだろう。その点も含め、なんだかもやっとします。 

述べられている12個の条文に特に物珍しい主張はありません。この資料の優れた点はこの条文ではなく、その後に続く解説です。

自分が読んで驚いたことをいくつか引用します。

スリーマイル島原子力発電所事故(1979 年)やスペースシャトルチャレンジャー号事故
(1986 年)などにおいて、睡眠不足による眠気がその原因となった可能性が指摘されている

睡眠不足がヒューマンエラーの原因になってしまうよ、ということが書かれています。ニュースになってしまうような事故の原因が睡眠不足というのは拍子抜けな気がしますが、歴史の裏側って案外こういうものなのかもしれません。

年をとると徐々に早寝早起きの傾向が強まり朝型化することがわかっている。約6万
人の欧州人を対象にして概日リズムを調べた横断研究では、加齢による朝型化の度合いは男性でより強いことが示されている。日本の一般住民を対象にした横断研究では、年齢が高い者ほど早朝覚醒の頻度が高いが、その傾向は特に男性で著しいことが示されている

おばあちゃんよりもおじいちゃんのほうが早起きな可能性が高いみたいです。早起きといえばおばあちゃんのイメージがあったので意外でした。俺も将来的には早起きに慣れる可能性大です。

睡眠時間や就床時刻にこだわり、眠くないにもかかわらず、無理に眠ろうとすると、逆にリラックスできず、寝つきを悪化させることがある。そのため、およそ 30 分以上寝床で目が覚めていたら、一度寝室を離れるなどして気分を変える工夫が大切である

眠れないとき、自分は頑張って眠ろうとしてしまうタイプなのですが、これは間違いみたいですね。飼料中のほかの箇所で寝床に入ってからだらだらするのはよくないという主張もされているので、ベッドに入るのは「ここだ!」というときが最適みたいです。眠れなかったら、起きて机で本を読もう!

健康成人を対象にした研究では、6~7 日間睡眠不足が続くと、その後 3 日間、十分な睡眠時間を確保しても、日中の作業能率は十分に回復しないことが示されている

睡眠不足が続くと日中の活動に影響が出るよという主張。寝だめはできないくせに、寝ないことによる継続ダメージはあるみたいです。不公平ですね。

というわけで今日は眠たいので、ここらへんでおしまい。

明日は早起きできそうです。

全く関係ないですが、厚生労働省の健康局ってどんな人が勤めているんでしょうか。みんな元気なのかな。

日経テレ東大学の第四話が面白かったという話

どうもshigoroxです。

遅くまで残業に追われて、げんなりして帰ってきた今日この頃、Youtubeでも見るかとPCを立ち上げてブラウザを開くとあいつが出てきます。

ひろゆき・オブ・ザ・西村。最近、俺のYoutubeのトップ画面がこいつに汚染されているんですけど、Googleの評価アルゴリズムはきちんと機能しているのでしょうか。

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https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hiroyuki_Nishimura%27s_dinner_20110506.jpg

出来心で切り抜き系の動画をいくつか覗いてみたのがよくなかったようです。その過ちでYoutubeは俺のことをひろゆき好きな人間だと判断したらしく、トップ画面がひろゆきの顔面に制圧されてしまいました。「なんだろう……俺の目の前に現れるのやめてもらっていいですか?」って感じです。

ひろゆきが単体で登場している動画は(俺が確認した限り)ただの無双系動画なので面白くありません。ひろゆきが強いというより構造的にひろゆきに反論する人間がいないので、無双なのです。だって、ひろゆきのファンが見に来てる動画で、登場人物はひろゆき1人しかいないんだもの。あることないこと言い放題です。

ひろゆきが登場している動画の面白さはひろゆきが黙っている時間が長いかどうかで決まる、というのが持論です。ひろゆきの習性の一つに、「勝てると思った相手にのみ徹底的に攻撃を仕掛ける」という雑魚狩り特性があるので、ひろゆきが意気揚々としている動画はたいてい話し合いになっていないことが多く、壮大な一人芝居になっています。

そんなひろゆき関連動画の中で、面白いなと思ったものが一つあったので、ご紹介します。日経テレ東大学というチャンネルの「FACT&BEYOND」という動画の#4。

www.youtube.com

ひろゆきがでしゃばりすぎない感じがちょうどいいです。経済の専門家である藤野英人さんとファシリテーターである成田悠輔さんのやり取りがいいですね。「なぜ日本ではアメリカのような優秀なベンチャー企業が生まれなかったのか」という問いから議論がスタートするのですが、最終的にはアメリカや中国のような巨大資本に立ち向かうのは難しいから、日本は独自路線を貫くべきだという答えを提示しています。

一見すると問いから逃げているようにも見える結論ですが、俺的にはしっくりくる部分が多かったです。今からアメリカ、中国と同じやり方を行って挽回を図るのは愚策でしょう。米中のような大国がインフラやハードな技術を独占するようなマクロ路線で行くのなら、日本はどんどんニッチ化していって、狭く深くなっていけばいいのです。

終盤、成田さんが「珍味としての日本の魅力」に言及していますが、文化という観点で見ると、日本は「わが道を行く」な点が強みなのではないでしょうか。世界的にマーベル映画が大ヒットを飛ばす中で、日本は『名探偵コナン』がヒットするという謎の減少であったり、コロナ禍で謎のブームを巻き起こす『鬼滅の刃』であったりと、日本のコンテンツ産業はまさにガラパゴスです。

閉鎖的で島国気質。外部との関わりを持ちたがらないマイペースな国。人口減少によって経済成長が絶望的になった今だからこそ、周囲を気にしない路線が輝くのかもしれません。

……俺としたことが、主語の大きな議論をしてしまい大変お恥ずかしい限りです。ただ、個人の生き方としても同じようなことはいえるんじゃないでしょうか。日本の社会というのを単体として切り取ってみると、都市インフラや生産資源などのハードな部分はほぼ大企業に占有されています。そんな少数のお金持ちな存在に対して個人がどう立ち向かうか? ということを考えた際に、上で挙げられた結論と同じように大企業のまねごとをするのではなく、自分たちのやりたいようにするのが答えである気がします。要するに小さなコンテンツを作ったり、自分の好きなものを紹介したりなどの手のひらに収まるような経済戦略を取ることによって、没落していく中で無駄な競争を避けながらそれなりの暮らしができるのではないかというわけです。

早い話、思うように生きろということじゃないでしょうか。当たり前すぎてつまらない話ですね。豊かさの意味が問われる時代だと思っています。

 

培養肉の未来 近畿大学は培養マグロ肉の生産研究を行うべきだ!

どうもshigoroxです。

本日、たまたまこんな記事を見かけました。

gigazine.net

記事によると、イスラエルの企業"Future Meat Technologies"が世界初の培養肉生産工場を開設したとのことです。

長らく「研究室」のイメージが強かった培養肉ですが、ついに実用化段階目前です。上記の記事で紹介されているイスラエルの会社は2022年ごろに生産した培養肉をアメリカ向けに販売する計画だそうで、もし輸入することができたら自分も買って食べてみたいなぁなんて思います。

future-meat.com

"Future Meat"社によると培養肉の生産は通常の食肉の生産に比べ、80%も温室効果ガスの排出を抑えられ、使用する土地はたったの1%で済み、4%ぽっちしか水を使用しないで済む、とのことです。要するに、環境にやさしいお肉なわけです。

ただ! 環境にやさしいというのは培養肉の圧倒的な強みではないと思われます。工場で生産するのですから、電力や排水の問題が否応なしに付きまといますし、その証拠に少しネットで探してみるだけで、こんな記事が見つかってしまいます。

培養肉の驚異的な点は「生産管理が容易」であることです。繊維や化学薬品などと同様に、機械的/計画的に食料を生産することができるのです。実物の豚や牛を使用するのであれば、こうはいきません。長年のノウハウがある牧場であれば、多くの牛を見事な肉牛に育て上げ、市場に出荷することができるでしょうが、個体の遺伝的な特性や突発的な怪我などによって、肉牛として売れなくなってしまう牛も出てくるでしょう。牛を育て上げるためには細心の注意が必要ですし、そのためにかかる人手や年月や”お肉”という食べ物の生産効率の悪さを際立たせていました。

工場で生産する肉であれば、その心配はいりません。生産の過程で廃棄となる肉も当然ありますが、その量を予測することは容易です。不確定要素が少ないので、生産に必要なヒューマンリソースも最低限で済むでしょうし、技術の進歩によっては無人化も可能かもしれません。

さらに、衛生管理も従来の牧畜に比べればはるかに楽です。工場の中をきれいにすればよいだけですし、培養肉は生物ではないので、感染症にかかるというリスクもありません。

初めに紹介した記事によると、培養肉生産工場は従来の肉と同じ量を約20倍のスピードで行うことが可能だそうです。大量生産が可能になれば、単位量あたりの生産にかかるコストは減ってくるので価格も安くなります。近い将来、野菜やお米よりお肉のほうが安いなんて時代が来ちゃうかもしれません。

培養肉に挑むスタートアップたち

培養肉は英語では「cultured meat」と呼ばれているらしいですが、「cultured meat」のwikipediaのページを見ると、様々な培養肉に挑むスタートアップの一覧が載せられています。

en.wikipedia.org

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国別でみてみると、最も多いのはアメリカ。……まぁ英語版の記事だし、ベンチャー気質の国だし、ある程度予測できることですが、意外なのはイスラエルの会社が5社も挙げられていることです。

イスラエルといえば軍事技術とセキュリティ関連の技術が有名ですが、食料生産技術にも力を入れているのでしょうか?

調べてみると、ユダヤ教のタブーとして「汚い肉」を食べてはいけないというものがあるみたいですね。具体的には適切に血抜きされていない肉や死んだ野生動物の肉などを食べてはいけないという規則があるらしいです。

ユダヤ教の信徒が全員このような厳格なおきてを守っているかどうかはともかくとして、食べるものに対して「浄」「不浄」を分けるという考え方は、培養肉の開発を後押しする密かな原動力になっているかもしれませんね。同じように培養肉技術のスタートアップが多いシンガポールもきれい好きな国として有名です。

そう考えると、食べ物に関して真っ先に飛びついてきそうな中国がまだこの分野で頭角を現していないのも若干納得いきそうです。あの人たち、なんでも食べますけど、食べるものに特にこだわりはなさそうですから……。

日本からも1社紹介されています。「IntegriCulture,」という会社さんで、培養されたフォアグラの生産を行っているそうです。単価が高く、生産が容易そうということでフォアグラを選んだのでしょう。目の付け所が鋭いです。ただ、ネックとなりそうなのはフォアグラが高級食材であり、高級感を求める消費者が多いであろうこと、味をきちんと再現できるのか、などです。フォアグラの生産環境は劣悪なことで有名ですので、動物保護の観点から売り出せばセレブたちの関心を引けるかもしれません。ちなみにwikipediaの一覧にはフォアグラの培養を目論んでいるスタートアップとして「Foieture project」というベルギーの企業、「Gourmey」というフランスの企業も掲載されています。穴場だと思ったら、意外に激戦区なんですね、フォアグラ。

自分が一番感心したのはエビの培養肉生産を行っているシンガポールの「Shiok Meats」社です。エビか! 需要ありそうだし、培養エビ肉は殻むかないで済むから業務用でも家庭用でも普及しそう。

近畿大学は培養マグロ肉の生産研究を行うべき

さて、いろいろな培養肉の話題について書いてきて、ふと考えました。もし、これから何かの培養肉を作るのであれば、俺は何の肉を培養するだろうか……?

競合はいないほうが望ましいので、できるだけ日本人になじみ深くて、海外の人間が思いつかないような食品が理想です。

考えてみて思いついたのは2つ。「鰻」の培養肉と「マグロ」の培養肉。

鰻は絶滅が危惧されている生物なので、培養肉という形で鰻肉の生産ができれば、種の保存もできるし、鰻も食べ放題だし、一石二鳥です。鰻肉の培養で鰻が安価な食品になれば毎日鰻が食べられて幸せです。高すぎるんだよね、鰻。

ただ、鰻肉の培養の大きな壁となっているのが、鰻のかば焼きという消費形態を想定する場合、鰻の細胞というより全体としての鰻が必要になってしまうということ。

培養肉って形とか作るの難しいだろうから、ミンチにしても食べられるような食品がよいのではと思います。パティとして培養肉を使ったハンバーガーの記事を読んだことありますが、なぜハンバーガーなのかというと塊の肉を作ることが難しいからでしょう。

であれば、マグロは理想的な食材なのでは!? ネギトロとかに使えるじゃん。日本人がよく食べる魚だし、需要の点で問題はありません。それに、魚をあまり食べない海外の人からしてみれば、必死こいて開発するようなものでもありません。培養マグロ肉! なんだかわくわくしてきました。

そして、マグロといえば、近畿大学。養殖マグロの次のステップとして、ぜひ培養マグロ肉の研究してほしいですね。

鮭でもいいな。

ブログを書く際の情報集約ツールとしてScrapboxを使ってみる

どうもshigoroxです。

面白そうな記事を見つけたけど、時間がなくて後で読みたい……そんな時、どこに情報をためておきますか?

また、調べ物をしているときに参考にしたサイトのURLを一時的に一つの場所に集約したいなんてとき、どうしていますか。

そんな時、自分はGoogleKeepというサービスを使用していました。しかし、「scrapbox」という面白そうなサービスがあると聞いて、移行してみることに。

今日は紹介とやりたいことの整理をかねて、scrapboxについて記事にしてみました。

scrapbox.io

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Scrapboxとは

まずscrapboxとは何ぞやについてですが、端的に言ってしまうと「情報整理ツール」です。映画やドラマで記者が新聞記事の切り抜きやメモを張りつけたボロボロのノート=スクラップ帳を使っているような場面見たことありませんか。あれをWeb上で再現したようなツールになります。

少しscrapboxを使ってみて便利だなと思ったことは3つ

Googleアカウントに紐づいたアカウントが作られるため、使用するまでが非常に簡単

scrapbox用のアカウントを作成しないで済むため、使用するまでが非常にスムーズでした。まるでGoogleのサービスを使っているかのよう。

・すべての情報が「ページ」としてまとめられている

scrapbox内の情報はユーザーの情報含めすべてページにまとまっています。なので、個別にURLがついており相互にリンクを張ることが可能です。

例えば、Gitの初心者本で有名な湊川あい先生が作った『漫画でわかるScrapbox』というページ。なんと、Scrapboxの解説までもがScrapbox上に展開されています。目次や登場人物の紹介が同じ「ページ」という単位になっています。

 

scrapbox.io

・チーム間での共有が便利

上記すべてがページで管理されているという特性も相まって、チーム間での情報共有ツールとして非常に便利です。新しく入ってきたメンバーがいたとしても、プロジェクトのURLさえ教えてあげればすぐに資料や議論のやりとりの中身がわかるようになりますからね。チャットツールでやり取りを追っていくのは辛すぎますし、共有ファイルのディレクトリを教えてもらったとしても、どのような階層構造になっているのか新参者にはわからないことが多いのでこれはありがたいです。

 

でもお前、ぼっちだろ

「チームでの活用が便利って言っても、shigoroxはぼっちだよね? 一緒に使う人間いないよね」。その通りです! でも、賢い俺は活用方法を見つけてしまったのです。

 

まず、「気になること」ページなるものを作ります。ここに、Web上で見つけた面白い記事や思いついたアイデアなどをぶち込んでいきます。

そして、「気になること」ページの中で何か記事が書けそうだ! と思ったら、個別の記事のページを作ります。例えば、「俺が転職エージェントが嫌いな理由」としましょう。

この時点で実際にブログに記事は書きません。いつか書こうと思って貯めておくのです。状態でいえば、ぬか床に野菜をぶち込んで寝かせているような感じでしょうか。仮にこの段階を着想フェーズと呼びましょう。

同カテゴリで使えそうだなと思ったWeb上の記事があったら、ページにリンクを追加して、個別記事のページをどんどん熟成させていきます。また、入れたい文言やどのような結論に持っていったら面白くなりそうかなどを思いついたら個別記事のページにメモ書きとして残します。これを熟成フェーズと名付けます。

そして、ブログのネタに困った! というとき、Scrapboxのプロジェクトの一覧ページを見て、何かないかと探すのです。適当に書けそうなものをピックアップして、記事を書いていきます。

記事を書く際はscrapboxの個別ページに記事の構成や書く上で考えたことなどもメモ書きとして残します。これが重要。

記事が無事完成。記事を書いた後の個別ページは目立たないようにしたいのでscrapboxハッシュタグ機能を使って、#書いたよ タグをつけていきます。こうすることで一覧画面ですでに書いた記事とまだ着想段階にある記事を簡単に選別することができます。

ブログの記事は書いて終わりではありません。新しい情報が出たり、間違っていることをコメントで指摘された場合は修正を行わなければいけません。バズった記事の書き直しをしたいということもあるかもしれません。

ここで役立つのが、scrapboxに貯まっている個別記事のページです。仮に書き直したいページが数か月前に作成したものだったりした場合、「この時、どんなこと考えて書いたんだっけ……?」から始めなければなりません。記事上には登場しないが記事を書いたときに参考にしたサイトのリンクや記事を書くのに至った経緯など当然存在します。scrapboxのような情報整理ツールがなければそれを思い出すのは至難の業です。ただ、俺の場合上記のような運用でscrapboxにブログという実態の影の部分としてそれぞれの記事に対する自分の思考のプロセスが残っていますから、思い出すことは容易なわけです。

 

とまぁ、ブログのためのscrapbox運用を考えてみたのですが、実際にうまくいくのでしょうか。ここから先は未来の俺に期待ということで、今日のところはここまででおしまいにしておきましょう。

TALの図形配置問題を受けてみた話

どうもshigoroxです。

絶賛転職活動中の俺ですが、応募先の企業から適正検査を受けろと言われたので、受けてみました。

その中で俺が気になったのが、「将来活躍している私」を与えられた図形を配置して表現しろという謎の試験。受験者は↓の画像の課題を与えられます。

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(こちらのサイトさんより拝借しました)

ルールは大体以下の通り

・画面左側に配置されている18個の図形を右側の領域にドラッグ&ドロップしてお題に沿った絵を作成する。

・図形は貼り付けた後に回転させることができる。

・一度配置を確定させた図形を再び動かすことはできない。

・使用できる図形は10~15個

・制限時間は5分

・一度貼り付けた図形は動かすことができない。

「いったい、これで、なにががわかるの?」(かまいたち山内風)……って感じでした。

右側の領域にはあらかじめ線が引かれていますが、線の意味は不明。貼り付けられる図形は幾何学的なものが多く、まともなものを作成できるとは思えません。

解いてみた

ぽかーん、な状態のまま問題を解いてみます。一応、問題を解く前に図形の配置の仕方や操作手順について練習できる時間が用意されているので「どうやって操作すればいいかわからない」状態ではありません。

とりあえず、じっと左側の18個の図形を見てみます。俺はある図形に注目しました。

「☺」

あたかも使ってくれと言わんばかりの存在感の人間の顔の図形があります。これを使えば、とりあえず人間を表現できそうです。テーマは「活躍している私」なので、☺の横に★でも配置しておけば、無難な絵が作れそうです。

「……これは罠だな」

俺は思いました。「☺」を使ったら負けだと。「☺」は出題者の甘い誘惑なのだ。少なくとも俺は「☺」を自分のシンボルとして使うような安直な人間ではないことを試験者に伝えたいと思いました。

では、「☺」を使わずに、どう人間を表現するか。右側の領域に注意を向けます。

最も目立つのは、真ん中に引かれているフラスコ風の線です。実際の試験の絵はもう少し歪んでいて二等辺三角形ではなかったです。ともかく、俺はまた思いました。

「……これは罠だな」

先述の「☺」とこの三角を組み合わせれば、超簡単に顔と胴体が出来上がります。ですが、それで妥協しまってしまっては発想力がないと思われてしまうかもしれません。

俺が注目したのは画面下部に引かれている陰陽マークの仕切りのような曲線です。

「……これ、人間の横顔に見えないか?」

曲線の出っ張っているところを鼻として見れば、何となく人間の横顔が作れそうです。

曲線の左右に丸っぽい画像を配置すれば目になるので、良さそうです。さらに、耳として使えそうな三日月があるではないですか! 俺の腹は決まりました。

こうして、★/♥/三日月を使用して、画面下部に芸術的な人間の横顔を出現させることに成功した俺。更に、人間の髪を表現するために、三角マークを下に頂点が向くように回転させ、額となる領域に配置していきます。

しかし、ここで第二の危機が訪れます。顔を作れたはいいが、それ以外に何をやっていいかわからないのです。

俺は考えました。画面の下部に顔ができたのだから、上側の領域は「頭の中=思考」を表現しているはずだ。ならば、将来の俺が業務の中で発揮しているであろう冴え渡る思考を図形を使って表そう!

コンセプトは「四角い図形をまあるく」。四角い図形がだんだん丸い形に近づいて行く様子をグラデーションとして表現しました。具体的には四角が五角形になり六角形になり、丸になるみたいな配置を右上の領域にしました。→つければ完全に意図が伝わる配置になるはずでしたが、あまりに説明的すぎると思ったので→は自重しました。安易な人間だと思われたくないので(スチャ

ただ、それでもまだ使用した図形が指定された範囲の個数に届かなかったので、そこから先は割と適当に図形を配置していきました。

敵対関係にあった「☺」も最終的には使用しました。台形で胴体を作り、輪っかをもたせることで俺の同僚という設定にしました。輪っかを上に配置することで天使にしようかなとも思いましたが、◎を「☺」の上に配置してもそれっぽくなかったのでやめました。

そんなこんなでなんとか絵を作ることに成功した俺ですが、試験後にやはりもやもやが残ります。「……本当にこれで良かったのだろうか」。こうも思います。「他のやつはどんな回答しているんだ?」

調べてみた結果

調査の結果、自分が受けた試験はTALと呼ばれる適性検査だったことを知ります。

比較的よく知られた試験らしく、回答例のサイトがいくつか出てきました。

www.recme.jp

shukatsu2017.com

yuruazuki.com

どのサイトにも共通でいわれていることは、「☺」の使用方法です。なんでも、「☺」は必ず使うべき記号で、上のほうに配置されていれば高評価だとのこと

危なかったです。使用できる記号の数がもう少し少なかったら完全に自分は「☺」を使用していなかったです。

また、俺は図形描画問題を独創性や思考能力をアピールするための試験だと思っていましたが、実際は「やべーやつかどうか」を判断することに重点が置かれたテストだと知ります。抽象的な絵は好まれず、具象的な絵を描いたほうが好印象を与えられるらしいです。早い話、ピカソの『ゲルニカ』を書くような奴はやばそうなやつ度が高いから排除される可能性が高いとのこと

そもそもTALは加点評価のテストではなく、「やべーやつ」の入社を防ぐための足切り用のテストとして使用されることを想定しているらしいです。

TALテストの提供元の1つであるビビットジャパンさんによるテストの説明には以下のような記述があります。

企業を取り巻く環境の変化の中で、コンプライアンス重視の観点から、人的リスクへの関心も高まってきています。さらに、職場環境の変化の中で従来以上にうつ等精神疾患の罹患者が増加傾向にあり、発症後の対応だけでは追いつかない企業・組織が増え、事前段階でのその傾向や兆候把握の重要性が高まってきています。
採用適性検査「TAL」の導入により、平均14%(7人に1人)出現する「不適性者」を見出し、採用を抑制をすることで、採用による経営リスクを軽減することが可能になります。
採用適性検査「TAL」は従来のアセスメントツールでは把握できない(採用サイドが把握したい)ストレス耐性や、メンタル疾患発症傾向を精度高く測り、また面接では、見抜くことが難しいその人物の本来の特性を、採用審査時に把握し、分析ができる、適性検査が必要だという要望から生まれました。

要するに、精神的に不安定な奴やストレス耐性が低い奴を不適正者としてはじくための試験だとのこと。確かに、すぐに切れるような人やうつになりやすい人は雇いたくないと思う経営者が多いのかもしれません。

だったら、図形描画なんて「思わせぶりな」試験をしないでよ、と俺は思ってしまいますが……。絵を書けって言われたら普通芸術的なものを目指そうとするんじゃないですか。自分らしい表現をすることは悪なのですか? え? 雇われは経営者の意見に従ってればいいって? ハイヨロコンデー!

疑問点

やべーやつを見抜くテストと言っていますが、ネット上で対策が出回っている以上、やべーやつを見抜けないんじゃないかという疑問があります。

TALは「対策がしにくい」テストだといわれているようですが、どこら辺が対策しにくいのか正直よくわかりません。問題を定期的に変えているのならともかくとして、ネットを探してみると2006年に同様の図形描画問題を受験したと思われる記事が見つかり、TALのテスト内容がこの時点から変わっていないことが推測できます。

就職活動%NTTデータ

ネットに模範解答が飛び交う今、事前調査を済ませた人や2回目以降にTALを受ける人間は確実にNG回答を避けることが簡単にできてしまいます。受験者の真の能力を図りたいと思うテスト実施側の思惑と能力がなくとも好印象を与えたいと思う受験者側の攻防は受験にはお決まりの構図ですが、出題意図がわからない「図形描画問題」というだけでこの点を解決できてしまうのでしょうか。

 

提供元の1つである人総研さんはTALの特徴として「最新の脳科学の研究成果と20年に及ぶ現場の知見により、潜在的人間力が把握可能です。」と書いているのですが2006年に作られたテストだと見積もった場合、15年前の脳科学の研究成果に基づいて作られた問題だと考えるのが妥当です。

15年前の最新研究とはこれ如何に? 脳科学はこの15年間全く進歩がなかったのでしょうか?

また、「人間力を把握する」という文言も抽象的で理解できません。ストレス耐性が低かったり、ほかの人とは違う考え方を持っている人は人間力に欠けるってこと?

……まぁ、性格テストにいちゃもんを付けても仕方ないです。15年も実施を続けていれば統計的なデータがあるはずですから、主流な回答とは異なる回答を行う人かどうかの判定には役に立つはずです。

どこかのブログで「性格試験を導入することでお祈りを受ける就活生のダメージが減る」みたいなことが書かれていましたが、これはもっともな意見だと思います。バリバリの実力試験のみの選考であれば「俺は無能だと思われたんだ……」と落ち込むかもしれませんが、性格試験込みであれば「俺には合わなかった」という逃げ道を用意することができます。大企業がこのような性格試験を導入しているのも案外そんな優しい理由なのかもしれません。

『認知バイアス事典』の紹介その③

どうもshigoroxです。

先日に引き続き、『認知バイアス事典』の内容紹介をやっていきたいと思います。

チェリーピッキング

都合の良い部分だけ見せて、それ以外の情報を意図的に隠すことをチェリーピッキングというらしいです。英語では「cherry picking」で、おいしそうなサクランボを選別して、収穫することから転じて「つまみ食い」的な意味を持つようになったとか。

投資詐欺なんかはこのチェリーピックの宝庫なのではないでしょうか。リターンの大きい投資には当然リスクが伴うわけですが、そのリスクの部分を隠蔽することによって、あたかも手軽に大金が手に入るように見せたり、うまくいった人の話ばかりを紹介することによってあたかも失敗した人がいないかのように語ったり……まぁ、例を挙げればキリがないですね。

ただし、本当に気を付けなければいけないのは自分自身が無意識で行ってしまう「つまみ食い」ですよね。今はもうネット社会ですから、わからないことがあれば「人に聞く」よりも検索エンジンで調査する人が多いと思いますが、自分で行う調査というのはえてして自分に都合のいい情報のみを受け入れてしまいがちです。

例えば、自分の好きな映画がどのくらい人気なのかについて調べようとしている人がいるとしましょう。誰もが同じくらい傑作だと述べる映画というのはほとんどないでしょうから、好意的な意見を述べている人もいれば駄作だと酷評する人もいるのが自然でしょう。中立的な態度で調べれば、「~~という点において優れているが~~という欠点も指摘されている」というような結論に至ることが最もあり得そうな結論です。

しかし、「好きだ」という気持ちが無意識的にその映画に対する否定的な意見を取るに足らないものとして排除してしまうと、調査の結果として集まるのは好意的な意見ばかりになるはずです。

そんな自分の嗜好性のフィルターでろ過された”事実”たちを見て、本人は「やっぱりみんなもこれが好きだったんだ」と満足げに調査の結果を披露します。本人は偏った事実をもとに自分の仮説に確信を覚え、自分と同じ意見ばかりを信じ込むようになる……

SNSを代表とするネットコミュニティの「同じ人が集まれる」ようなシステムがこのような傾向を加速させているような気がするのは自分だけでしょうか。

同族のるつぼにハマらないためにも、自分とは全く違う意見を持つ人と関わることも重要ですね。できれば、自分から会いに行くのではなく、ハプニング的にかかわることで価値観を広げられるようになります。

ギャンブラーの誤謬

5回連続で赤が出ていれば次は黒が出るだろう、とか、サイコロの1が出たらさすがにもう次は1がでないだろうのようなもの確率を個別の事象ではなく全体としてとらえてしまうような傾向を「ギャンブラーの誤謬」というようです。

カイジの限定ジャンケンとかEカードとかでこんな思考の傾向腐るほど見てきました。

ギャンブルにハマっている人も「サイコロの偶数の目が出たら次は奇数の目が出やすくなる」なんて理論はおかしいことぐらい冷静な状態であればわかっているのでしょうが、感情的になると間違った思考のプロセスをたどってしまうようになるのでしょう。

なぜそう思うようにできているんでしょう。人間の進化の過程でそうなったのでしょうか。みんなが同じ方向に行き過ぎるといけないという無意識で働くバランス理論みたいなのが俺たちには備わっている……とかかな。

対人論法

相手の意見に反論できなかったら、相手そのものを攻撃しよう、という手法です。「でも、俺がお前殴ったら、お前たぶん死ぬよ?」みたいなノリです。

姦通罪で石打の刑に処されようとしている女性に対してどう思うかと聞かれたイエスが「あなたたちの中で罪を犯したことのない者がこの女に、まず石を投げなさい」と答える聖書の一説がありますが、これも立派な対人論法です。

石打ちの刑が妥当かどうかと石を投げる人間が潔白かどうかは全く関係ないことですからね。もうちょい論理的に説教をするんだったな、イエス! ちなみにこの話の続きの「イエスだけが石を投げ続けた」とするジョークがあります。確かにイエスの口ぶりだと罪がない人間であれば石を投げてもよいかのように聞こえますもんね。

別にイエスが嫌いというわけではないですが、対人論法において道徳的優位性を主張するのはある種お決まりのパターンとなっています。「俺のほうが真面目に働いているのに」とか「でも、あいつはあんな悪いことしたやつだからな」とか道徳を盾にすれば相手の展開している論理に触れずに道徳的勝利を勝ち取ることが可能です。

なぜこのような「俺のほうが偉い」もしくは「あいつは卑しい」論法が広く普及しているのでしょう。おそらく、議論がどんな流れになろうと使える汎用性の高さと相手の人格の検証というメタ議論に持ち込むことによって難しいお題から逃れることができるという防御力の高さがその原因なのではないかと思われます。

ネットでは自分の人格を晒さないで相手のことを責めることができるので、「イエスの石打ち」を再現することが容易に可能です。匿名の人間は聖人になれますからね。

「困ったら 道徳マウント 俺イエス」対人論法ばかりやってると磔にされちゃいますよ。